毎日がつまらない40代へ。退屈な日常を変えるシンプルな方法

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「ああ、今日も特に変化のない仕事だけの一日だったなあ」
「なんか面白いことないかなあ」
「自分の人生ってこんなもんか。なんか味気ないなあ」

このような感情を毎日抱いて過ごしていませんか?

実は私もそう思っていました。
いや、正直に言うと今も時々、思っています。

でも、これからお伝えする「感情を言語化する」ことを繰り返していると、次第にそのような思いが薄れてきてはいます。

フライング気味にお伝えすると、私の場合はこうやって文章を書くこと。

あなたにはあなたのやり方があるかも知れませんが、共通する考え方みたいなものは通ずるものがあるはずです。

何気ない毎日、実は何か意味のある毎日、そんな実感を得られてもらえれば幸いです。

40代で「毎日がつまらない」と感じる理由

同じようなことを繰り返している毎日。

そんな毎日を過ごしていると、なんだかつまらないなーと感じることがありますね。

私も日々の仕事に感謝を感じているものの、やっていることは実は同じようなことの繰り返しで、新しい発見や喜びが薄れてきたように思います。

同じような日々を繰り返すと、感情が鈍くなり意味を見失いがちになるからかも知れません。

まずは、何気ない毎日が「つまらない」と感じてしまう理由を少し深堀していきたいと思います。


ルーチン化された生活が退屈を生む

毎日、朝○時に起きて、仕事に行って(ここは人それぞれかも)、○時に帰ってくる。

帰る時間は多少違ったとしても大体、同じような時間に同じようなことを繰り返している人も多いのではないでしょうか?

このように毎日が同じパターンだと、当然、同じことしか起きない、というか、新しいことが起こりにくいので、新しい気づきもが減りやすいです。

もう少し若いときは昔は違ったかなぁ。
毎日、同じ電車に乗ったとしても仕事内容に何か新しい発見があったような。

でも、ある程度年をとる、経験を積んでくると、ルーティン化されてしまった毎日に対して新しい刺激や気づきに巡り合わなくなってくるのかも知れません。


小さな出来事を見逃してしまう思考習慣

日々、同じことを繰り返していると何かあっても「ああ、いつものこと」という感覚に支配されてきます。

以前は何かトラブルがあったらドタバタドタバタ、「ええ?どうしたらいいの?」とザワザワしていたのが、いつの間にか過去の経験のパターンをなぞっているだけだと思えてくる。
完全に同じ出来事でなくても、過去の経験のアレンジで何とかなってしまいそうな気がしてくる。

良く言えば「大人の余裕」。しかし、悪く言えば「惰性」です。

このように、知らず知らずのうちに日々の出来事を軽視するようになってきてしまうと、心が動くことが少なくなってきます。

喜怒哀楽といった、日常の豊かさを感じにくくなってきます。

「毎日がつまらない40代」から抜け出す第一歩は感情の言語化

何気ない毎日に「つまらなさ」を感じるようになってきたら、まず自分の中の小さな感情に目を向けてみることをおすすめします。

どんなことでもいい、自分の心が僅かにでも動いた瞬間を大事にしてみる。
その感情を言葉や文字にすることで、自分の内面にパッと光を当ててみる感じです。

そうすると、今までスルーしてしまっていた自分自身にだって、日々変化が生じているのが分かってきます。


日常の出来事を「自分だけの物語」に変える方法

普段の生活の中で何でもいい、何か自分が思った瞬間というのは、僅かでも心が反応した時です。
その時に何を思ったか、深堀してみるといいですよ。

例えば、朝起きた時に「まだ眠いなぁ…。寒いしまだ寝たいなぁ…」と思ったとしましょう。
であれば「今日も頑張って朝起きれた!寒くても起きる自分は偉い!」というように自分自身を物語風に客観視してみてください。

そう、テレビのドキュメンタリーで特集されている有名人についてくる、あのナレーションのように。

「また今日もこんな仕事を繰り返すのか」
→「この繰り返しが自分らしい未来を拓く土台になるんだ」

というように、無理にでもポジティブ変換してみましょう。

そうやって何気ない出来事を一つ一つ大切に捉えていくことで、未来の自分にとって実は特別な経験になるんだ、というストーリーを内心にもっておくと良いと思います。


言葉にすることで気づきを深めるメリット

もう一つやってみてもらいたいことは、今思っていること、考えていること、動いた感情をぜひ、言葉にしてみること。

人は一日の中で頭の中で考えていることは数えきれないほど。

しかし、そのいくつか、いや、もしかしたらほとんどは同じことを考えている可能性があります。
一度、何か気になったり、モヤモヤしたりした場合、そのことが何度も何度も頭の中を巡っていて繰り返していることはありませんか?

頭の中で出てくるフレーズはほとんど同じなのに、同じことを何度もグルグル考え続けている。
正確にいうと繰り返している。

あなたもそんな経験ありませんか?

そこで、一旦、考えや感情を言葉にしてみる、誰かに話することで頭の中が整理された経験、誰にでもありますよね。
そうすることで、頭の中の無限ループから抜け出すことができる可能性が格段に高まります。

しかも、その中で新たな発見が生まれることもあったりするので、言葉にするのは非常に有効なんです。

40代の「つまらない毎日」を変える感情の言語化習慣

では、感情を言語化するとが、なぜ何気ない毎日に意味を見出すことになるのか?

それは今まで頭の中や心の中で巡っていた思いや考えが表面化されることで、自分自身の生きてる実感が湧いてくるからです。

でも、実際に言語化した感情をアウトプットするのは意外と簡単ではありません。
独り言のように呟いてもいいかも知れませんが、それであっても独り言はその場の空間にかき消えていってしまいます。

そこで、日々の感情の言語化をシンプルに実行できるようになる方法をお伝えします。
簡単な習慣を取り入れることで、無理なく続けられるようになりますよ。


1日1つ「心が動いた瞬間」を書き留める

一番のおすすめはこれですね。
1日に1つでいいので「心が動いた瞬間」を書き留めること。

先ほどもお伝えしたように、独り言では自分の言葉がその場ですうっと消えていってしまう。
かといって、誰かに話を聞いてもらうことも実際は難しい。

そこで活用するのが、メモです。
手書きでもX(エックス)でもインスタグラムでもなんでもいいと思います。
現代人が一番、やりやすいのはXやインスタグラムなどのSNSかも知れません。

しかし、SNSに投稿すること自体にハードルを感じる人もいるでしょう。
そういう場合は、ぜひ、メモを使ってみてください。
ポケットサイズに収まるメモ帳でもいいですし、スマホのメモアプリでもいいと思います。

とにかく、小さな気づきや感動、感情をメモに書き留めておく。
そうすると、過ぎ去っては消えていく過去の自分(の感情)が形に残っていくではありませんか!

やってみるとわかりますが、今まで埋もれていた自分の思いが形になることで、”自分”という人生が客観視されてきます。

何気ない瞬間が意味をもっていたことに気づくことができようになります。
小さな気づきをメモするだけで、日常の見え方が変わっていきます。


5W1Hを使って具体的に表現する

メモする際、できれば「いつ・どこで・誰が・なぜ」などの5W1Hの情報も少し加えておくといいですね。

面倒くさければ、日付や場所や何があったか、どれか一つでもセットにして残しておいてください。

そうするとメモを見返したときに、その時に考えていたことがリアルに思い出しやすくなります。

「ああ、あんなことがあって、こんなことを感じたなあ」
「あの時はああいう風に感じたけど、今はちょっと違うなあ」

こうすると自分では気がつかなかった、自身の変化に気づくことができます。

人は毎日変わっていないようで、実は少しずつ変化しているんです。
その変化を実感できるようになって楽しくなります。

「毎日がつまらない40代」を卒業するために

ここまでで、何気ない毎日がつまらなく感じる理由、感情を言語化する意味、それをすることの効果について述べてきました。

ちょっと面倒くさいな。

そう思った人もいるかも知れません。

しかし、当たり前のことですが、何もやならなければ何も変わらない。
やはり何か変化を起こすことを避けていては何も変わらないのです。

日々の小さな変化に自覚的になることで、今の生活に彩りが見えてくるようになります。

毎日の見え方が変わってくると、日々の時間が愛おしくもなってきますし、逆に何気ない毎日そのものに幸せを感じることもあるでしょう。

毎日毎日がかけがえのない「意味のある時間」に変わっていく。

そんな毎日を送っていくことで、新しい自分(正確には今まで気がつかなかった自分らしさ)というのが見えてきます。

感情を言語化すること、是非ともやってみてください!

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